「坐骨神経痛は腰の問題だから、足や靴は関係ない」

そう思っていませんか?
坐骨神経痛では、
- お尻から太ももが痛い
- ふくらはぎまでしびれる
- 足先がビリビリする
- 長く立っていられない
- 歩いていると徐々に脚がつらくなる
- 左右で歩き方が違う気がする
といった症状がみられます。
もちろん、坐骨神経痛の代表的な原因には腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症など、腰から出る神経への圧迫・刺激があります。靴や足のアーチが、すべての坐骨神経痛の直接的な原因というわけではありません。
しかし、人間は立ったり歩いたりするとき、
足 → 足首 → 膝 → 股関節 → 骨盤 → 腰・背骨
を連動させて身体を動かしています。
そのため、坐骨神経痛で「歩くとつらい」という方では、腰だけでなく、足の状態・靴・体重のかかり方・歩き方まで確認することが大切な場合があります。

坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛は、一つの病名というより、
腰・お尻・太もも・ふくらはぎ・すね・足先などに現れる痛みやしびれなどの症状の総称
として使われる言葉です。
代表的な原因には、
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 腰椎すべり症
- 神経根への刺激・圧迫
などがあります。
「お尻が痛いから、お尻だけが悪い」
「足がしびれるから、足だけが悪い」
とは限らないのが坐骨神経痛の特徴です。
→ 坐骨神経痛について詳しくはこちらhttps://pekin-seitai.com/zakotsu/
なぜ坐骨神経痛で「足元」まで確認するの?
歩く動作は全身運動だからです
歩行は、足だけで行っているわけではありません。
例えば右足を前に出すときでも、
足裏で地面を受ける
↓
足首が動く
↓
膝が曲がる・伸びる
↓
股関節が動く
↓
骨盤が回旋する
↓
腰・背骨が連動する
というように、身体全体が協調して動いています。
そのため、どこか一か所の動きが小さくなったり左右差が大きくなったりすると、別の場所がその動きを補うことがあります。
足の姿勢と歩行中の下肢の動きには一定の関連が報告されていますが、個人差も大きく、「扁平足だから必ず腰痛・坐骨神経痛になる」というほど単純ではありません。
大切なのは、足だけを見て判断するのではなく、実際の歩行と身体全体を合わせて確認することです。
① 足のアーチと坐骨神経痛の関係
足のアーチとは?
足には、
- 内側縦アーチ
- 外側縦アーチ
- 横アーチ
があります。
足のアーチは、歩行時に身体を支えたり、地面から受ける力に対応したりする重要な構造です。
ところが、
- アーチが低い
- アーチが高い
- 左右差が大きい
- 足が内側・外側へ偏る
などの特徴があると、歩くときの足首や膝、股関節の動きにも違いが出ることがあります。
アーチだけで判断しないことが重要
ここで注意したいのが、
「扁平足だから坐骨神経痛になる」
と決めつけないことです。
足の形には個人差があります。
アーチが低くても症状がない方もいれば、見た目には問題がなくても歩行中に左右差が大きい方もいます。
ですから北京気功整体院では、足のアーチだけではなく、
- 足長
- 足幅
- 足囲
- 足のアライメント
- 足首の動き
- 左右への体重のかかり方
- 膝の向き
- 股関節の動き
- 骨盤の動き
- 実際の歩き方
まで総合的に確認します。
② 靴が合っていないと歩き方が変わることがある
毎日何時間も使っている「靴」も確認したいポイントです。
大きすぎる靴
靴が大きすぎると、靴の中で足が動いてしまいます。
すると無意識に、
- 指で靴をつかむ
- 足首を固める
- 歩幅が小さくなる
- 靴が脱げないような歩き方になる
など、歩き方が変化することがあります。
小さすぎる靴
反対に小さすぎる靴では、
- 足趾が動きにくい
- 前足部が圧迫される
- 歩くたびに足が痛い
- 正常な蹴り出しがしにくい
などにつながることがあります。
柔らかければ良いとは限りません
「クッションが柔らかい靴なら身体に良い」
とも限りません。
大切なのは、
その人の足のサイズ・形・歩き方・使用目的に合っているか
です。
③ 左右の足への体重のかかり方も確認
坐骨神経痛があると、
「痛い右足に体重を乗せたくない」
「左足ばかりで支えている」
ということがあります。
これは痛みを避けるための自然な反応です。
しかし、それが長く続くと、
右足をかばう
↓
左足への荷重が増える
↓
歩幅が変わる
↓
骨盤の動きが変わる
↓
腰や股関節の使い方も変わる
というように、身体全体の動作が変化することがあります。
実際、腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の方と健康な方を比較した研究では、坐骨神経痛群で歩行時の足底圧や接地時間に違いが認められています。
ただし、これは足底圧の変化が坐骨神経痛を起こしたという意味ではありません。
坐骨神経痛がある結果として歩き方が変わっている可能性もあります。
だからこそ、
「足が原因」「腰が原因」と一か所だけで決めつけないこと
が大切です。
④ 歩き方と腰・骨盤の負担
こんな歩き方になっていませんか?
- 片足だけ歩幅が小さい
- 痛い側を早く地面から離す
- 身体を左右に大きく揺らして歩く
- 前かがみで歩く
- 片側の靴底だけ極端に減っている
- 足を引きずるように歩く
坐骨神経痛がある方では、症状を避けるために歩き方そのものが変化していることがあります。
そのため北京気功整体院では、
「どこが痛いか」だけでなく「どう歩いているか」
も確認します。
靴底を見てみましょう
普段履いている靴を一度確認してみてください。
例えば、
- 右だけ外側が大きく減っている
- 左右で減り方が全く違う
- かかとが大きく潰れている
- 靴の内側だけ変形している
- サイズが大きく、かかとが浮く
- 何年も同じ靴を履いている
という場合があります。
ただし、
「靴底の外側が減っている=身体が歪んでいる」
と単純に判断することはできません。
靴底の減り方は、歩行を考える一つの情報として利用します。
こんな方は足・靴・歩行を一度確認してみてください
特に、
- 歩くとお尻から脚が痛くなる
- 立っていると脚がしびれる
- 片側ばかり症状がある
- 歩くと身体が左右に揺れる
- 左右で靴底の減り方が大きく違う
- 靴によって歩きやすさがかなり違う
- 足裏にも違和感がある
- 外反母趾や扁平足なども気になる
- 膝・股関節・腰にも不調がある
という方は、腰だけでなく足元まで確認してみる価値があります。
坐骨神経痛にはインソールを入れればいい?
ここは非常に大切です。
「坐骨神経痛=インソールを入れれば治る」ではありません。
国際的なガイドラインの一つであるNICEでは、腰痛・坐骨神経痛の治療として足底装具を一律に使用することは推奨していません。
一方、近年の腰痛を対象とした研究では、足部の状態が特定の特徴を持つ人に足底装具が役立つ可能性も報告されていますが、研究の質や対象にはばらつきがあり、坐骨神経痛そのものへの効果を一律に結論づけられる段階ではありません。
つまり大切なのは、
「坐骨神経痛だからインソール」ではなく、「その人の足・靴・歩行を確認した結果、必要性があるか」
という考え方です。
北京気功整体院では足から腰まで一つの身体として確認します
坐骨神経痛の患者さんに対して、北京気功整体院では腰だけを見るのではありません。
① カウンセリング
まず、
- いつから症状があるか
- どこが痛い・しびれるか
- 座ると痛むのか
- 歩くと痛むのか
- 何分くらい歩けるのか
- 病院では何と診断されたか
- 日常生活で何に困っているのか
などを確認します。
② 姿勢・動作を確認
- 前屈
- 後屈
- 身体をひねる動作
- 股関節の動き
- 骨盤の動き
- 左右差
などを確認します。
③ 足を確認
必要に応じて、
- 足長
- 足幅
- 足囲
- 足のアーチ
- 足のアライメント
- 左右差
を確認します。
④ 靴を確認
現在履いている靴について、
- サイズ
- 幅
- かかとの安定性
- 靴底
- 履き方
- 紐の締め方
なども確認します。
⑤ 歩行を確認
実際に歩いていただき、
足 → 足首 → 膝 → 股関節 → 骨盤 → 腰
がどのように動いているのかを確認します。
その上で身体の状態に合わせて、
- 整体
- 気功
- セルフケア
- 運動
- 歩行量の調整
- 靴のアドバイス
- 必要に応じたインソールの提案
などを組み合わせてサポートします。
「歩ける身体」を取り戻すことが大切
北京気功整体院が目指しているのは、
その日の痛みだけを見ることではありません。
例えば、
「スーパーまで歩けるようになりたい」
「旅行へ行きたい」
「孫と一緒に出かけたい」
「仕事を続けたい」
「またウォーキングをしたい」
というように、その方が本当に取り戻したい生活があります。
だからこそ、
いつまでも自分の足で歩き、やりたいことを楽しめる身体づくり
を大切にしています。
坐骨神経痛と靴・足のアーチについてよくある質問
Q1.扁平足だと坐骨神経痛になりますか?
扁平足だから必ず坐骨神経痛になるわけではありません。
足の形だけで判断せず、足首・膝・股関節・骨盤・腰の動きや、実際の歩行まで総合的に確認することが重要です。
Q2.靴を変えれば坐骨神経痛は治りますか?
靴を変えるだけですべての坐骨神経痛が改善するとは言えません。
坐骨神経痛には椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、さまざまな原因があります。
ただし、足に合っていない靴を履いている場合には、靴を見直すことが歩行環境を整える一つの方法になることがあります。
Q3.坐骨神経痛にはインソールがおすすめですか?
すべての方に必要なわけではありません。
足の形、アーチ、歩行、靴、症状などを確認したうえで判断することが大切です。
Q4.坐骨神経痛でも歩いたほうがいいですか?
症状や原因によって異なります。
痛みやしびれを我慢して長時間歩き続ける必要はありませんが、自己判断で全く身体を動かさなくなるのも適切とは限りません。
「何分なら歩けるのか」「歩くとどこから症状が出るのか」などを確認しながら調整しましょう。
Q5.どんな靴を選べばいいですか?
「坐骨神経痛にはこの靴」という一種類の正解があるわけではありません。
重要なのは、
- 自分の足長に合っている
- 足幅・足囲に合っている
- 歩行中にかかとが大きく浮かない
- 足が靴の中で必要以上に動かない
- 使用目的に合っている
などです。
こんな症状がある場合は医療機関へ
坐骨神経痛のような症状でも、
- 急に脚に力が入らなくなった
- 足がもつれて歩けない
- 症状が急激に悪化した
- 排尿・排便に異常がある
- 股の間・会陰部の感覚がおかしい
- 発熱を伴う
- 転倒や事故の後から強く痛む
といった場合は、整体より先に医療機関で評価を受けてください。排尿・排便障害や急激な筋力低下などは、早急な医療評価が必要なサインです。
まとめ|坐骨神経痛は腰だけでなく「歩く身体全体」を見る
坐骨神経痛の主な原因は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などによる神経への刺激・圧迫です。
そのため、
「足のアーチが崩れているから坐骨神経痛になった」
と単純に考えることはできません。
しかし、歩行は、
足 → 足首 → 膝 → 股関節 → 骨盤 → 腰・背骨
がつながって行われる全身運動です。
そのため、
- 足の状態
- 足のアーチ
- 左右の荷重
- 靴
- 股関節
- 骨盤
- 歩き方
まで確認することが、現在の身体の使い方を知る重要な手掛かりになることがあります。
「腰ばかり施術しているけれど変わらない」
「歩くとお尻や足が痛い」
「靴を変えると歩きやすさが違う」
「このまま歩けなくならないか不安」
という方は、一度身体全体を確認してみてください。
八尾市で坐骨神経痛にお悩みの方へ
北京気功整体院では、坐骨神経痛に対して腰やお尻だけを見るのではなく、
足・足首・膝・股関節・骨盤・腰・背骨・姿勢・歩行・靴
まで総合的に確認します。
目指しているのは、
「いつまでも自分の足で歩き、やりたいことを楽しめる身体づくり」
です。
坐骨神経痛で歩くことに不安を感じている方は、お気軽にご相談ください。
北京気功整体院
大阪府八尾市清水町2-2-17
TEL:072-998-7686
※施術による変化には個人差があります。効果を保証するものではありません。
