午前中は平気なのに午後から背中が張る、パソコンに向かうと肩甲骨まわりがつらい。八尾市でデスクワークによる背中の痛みにお困りの方へ、今ある机と椅子から見直せるポイントをまとめました。高価な椅子を買う前に、どの作業でつらくなるかを整理し、環境と休み方を一つずつ調整してみましょう。

胸を張り続けず、力を抜ける座り方を探す
「背すじを伸ばさなければ」と肩甲骨を寄せたままにしていませんか。座り方を一つの形に固定するのではなく、背もたれを使う、座り直す、立つ機会をつくるなど、無理のない変化を取り入れます。
椅子の高さは、肩をすくめず手元を操作できるか、足元が安定するかを合わせて確認します。机に合わせて座面を上げると足が浮く場合は、安定した足台も選択肢です。柔らかい物を不安定に積み重ねるより、ずれない支えを使いましょう。
画面・キーボード・マウスをまとめて点検
よく使う画面とキーボードを体の正面へ置き、マウスは肘を大きく前へ伸ばさず操作できる位置に寄せます。書類を遠くに置くために何度も体をひねるなら、資料の配置も見直してください。物の置き方も作業姿勢の一部です。
画面の距離は腕一本分程度、高さは上端が目の高さ付近という目安がありますが、眼鏡や視力、作業内容に合わせた調整が必要です。小さい文字を見るために顔を近づけてしまう場合は、表示倍率を上げることから試せます。
ノートパソコンとスマートフォンの工夫
ノートパソコンは画面とキーボードがつながっているため、画面だけを高くすると手元も上がります。長く使う場合は、別のキーボード・マウスと安定したスタンドを組み合わせる方法があります。購入前に、職場で貸し出せる備品がないか確認するのも一案です。
自宅で食卓を使うときも、足元に荷物があって座る位置が片寄っていないかを見てみましょう。スマートフォンで長文を入力する仕事は短く区切るなど、端末ごとに使い方を調整します。設備を増やすこと自体が治療になるわけではありません。
休憩は、つらくなる前の小さな区切りに
休憩はまとめて長く取るだけでなく、短い休止や別の作業への切り替えをこまめに組み込みます。英国の労働安全衛生機関HSEも、作業内容に応じた短い休憩を勧めています。全員に共通する厳密な間隔が決まっているわけではありません。
メール処理が終わったら立つ、電話のあとに少し歩く、オンライン会議の間に座り直すなど、仕事の区切りを合図にします。休憩中も同じ姿勢でスマートフォンを見続ける場合は、机から離れる機会を意識してつくりましょう。
変更は一つずつ、仕事上の困りごとで比べる
机、椅子、休憩、運動を一度に変えると、何が合ったのか分かりにくくなります。まずマウスを近づけるなど一つ変更し、「午後の会議を過ごせたか」「休まず我慢する時間が減ったか」を確認します。痛みをこらえて長く座れるか試す必要はありません。
職場へは「座り仕事が全部できない」ではなく、「長い連続入力を途中で区切りたい」「書類を見る台を使いたい」など、具体的に相談すると調整案を考えやすくなります。受診している場合は、医師からの業務上の注意も共有してください。
仕事のせいと決めず、続く上背部痛は相談を
休みの日も痛む、安静でもつらい、夜に強くなるなどの変化は、作業姿勢だけで説明できるとは限りません。肩甲骨の間など背中の上部の痛みは医療機関で相談し、必要な診察を受けましょう。胸痛や息苦しさ、冷や汗を伴う場合は緊急の対応が必要です。
北京気功整体院では、診断や治療方針を尊重しながら、普段の机・椅子の使い方や生活で困る動作を伺います。相談時は、個人情報や会社の資料が写らない作業環境の写真があると、位置関係を説明する助けになります。
よくある質問
高い椅子に買い替える必要がありますか?
必須ではありません。今の椅子の調整や物の配置から確認しましょう。特定の商品で痛みが解消するとは限りません。
立ち机にすれば解決しますか?
立つ姿勢が合うとは限りません。長時間立ち続けることに置き換えず、体調と仕事内容に合わせて姿勢を変えられる環境を考えます。
痛みがある日は仕事を休むべきですか?
痛みの原因や仕事の負担で異なります。つらさを我慢して続けず、医師や職場と業務の調整を相談してください。急な悪化は受診を優先します。
八尾市で背中の痛みをご相談の方へ
北京気功整体院では、医療機関の診断・指示を尊重し、生活で困る動作と身体の状態を確認します。整体・気功は医療機関の診断・治療に代わるものではありません。
大阪府八尾市清水町2-2-17
9:00〜21:00/土日祝営業・不定休
医療情報・作業環境の参考:HSE:作業環境の評価、HSE:画面・椅子・入力機器の配置、HSE:作業の区切りと休憩、NHS:Back pain(受診の目安)(2026年9月確認)。個別の診断・治療は医療機関でご相談ください。
監修・執筆
北京気功整体院 院長 李 光林
中国・延辺大学医学院卒業後、病院勤務を経験。来日後は整体・気功の臨床に携わり、施術経験4万件。腰痛・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症など、足・歩行まで含めた全身評価を大切にしています。
